成功している社長の数字の見方

勝ち組社長になるための決算書の取り扱い説明書です。

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

貸借対照表をイメージしてみた!

今日は、損益計算書じゃない方の話をしてみたいと思います。 よく芸人で印象の薄い方を、〇〇じゃない方ということがありますが、決算書における~じゃない方というのは、貸借対照表になるかと思います。 あんまり馴染みがないですよね… それでも貸借対照表…

もう一つの年間売上。

毎月、毎月月次決算を行っていても、1年間の成績が分かるのは最終月を終えてみないと分かりません。 試算表は月次段階で会社の状況を確認するのに最もポピュラーな書類です。しかし、試算表で日常的に把握できるのは、月次売上の推移と該当月までの累計売上…

税理士・税理士事務所の選び方

事業をしていると切り離せないものの一つに、税理士or税理士事務所があります。 どんなところへ頼んだらいいのか分からない・・・ということを耳にします。 いきなり結論になってしまいますが、

借入金の返済原資について考える

借入金の返済原資について考えてみたいと思います。 何本か借入を行っていると、それぞれの借入金の返済原資が何であるか?ということが分からなくなってきます。 これは、借入を起こす時にも同じことが言えます。どうやって返すのか?ということを意識しな…

会社経営に必要な現金(キャッシュ)の量

会社経営に必要なキャッシュの量を知っていますか?? 会社経営に必要な現金預金(キャッシュ)の必要量について意識することは案外少ないものです。 必要なキャッシュの量というのは、会社の規模によって異なるので一概に〇〇円あればいいということにはな…

売上を増やすために考えるべきこと

売上拡大を目指すという事は、人も増えて、管理も複雑になっていくという面があります。中小企業の中には、今いるメンバーが食べていければいいという会社もたくさんあると思います。 でも・・・だけれども、もう少し売上が増えて利益も増えたらなぁと思われ…

従業員の定着率を会計的に見てみる

どこの業界も人手不足に悩まされています。長らく職が無くて困っていた状況からすると随分と変わりましたね。 さて、なかなか人材が集まらないなか、折角就職してくれても定着率が悪ければ意味がありません。 人が定着しない原因は様々です。随分と昔ですが…

借入金の正体にせまる!

負債は、買掛金、支払手形、未払金、借入金の総称ですが、負債と言えば借入金のイメージがあると思います。ブログの中でも、負債と表現しているときはほとんど借入金とイコールの意味で書いています。 さて、その借入金について今日は書いてみたいと思います…

この会社の問題点は?①

資産の総額が1000、年商が500という会社があります。 この会社の問題点はどこでしょう? 私の回答 ↓↓ 問題点 ⇒ 投資した資産の規模に対して、十分な売上がない 売上が適正なら過剰投資、資産規模が適正なら売上が少ない 一般的に、会社の資産規模と売…

どちらの会社に投資する?②

もし、自分が投資する立場、資金を貸す立場だったらどちらの会社に貸しますか? 資産の規模は3社同じです。 資産の構成が3社で微妙に異なります。 A社はゴルフ会員権を所有しています。 B社とC社は、持っている資産の内訳は同じですが、B社は現金を多く、C社…

どちらの会社に投資する?①

もし、自分が投資する立場、資金を貸す立場だったらどちらの会社に貸しますか? A社も会社の資産規模は同じです。自社がどちらの会社であるか、あるいは、どちらの会社を目指しているかいかがでしょう? そして、もし金融機関ならどちらの会社に(より良い条…

役員借入金と法人税

中小企業の決算書を見ると、やたらと『役員借入金』という勘定科目が出てきます。あるいは、短期借入金や長期借入金の中に銀行借入と混ざって、役員借入金が計上されていることがあります。 結論から言うと、役員は会社にお金をかさない方がいいです。百害あ…

純資産の部

貸借対照表の右下に『純資産の部』というのがあります。 損益計算書の項目も含めて、一番分かりにくいところですが、会社経営の上では純資産の部の理解はとても重要になります。 純資産の部について理解が深まると、会社の状況をよりリアリティを持って感じ…

貸借対照表はこうやって見る。

決算書や試算表を見る時に、皆様どのようにご覧になっていますか?一番多いパターンが、損益計算書を見て、売上と利益の推移を確認する、だと思います。 では、貸借対照表は??? 貸借対照表となると、下手をするとほぼ見ない、あるいは、よく分かんないけ…

経営の安定度について

多くの経営者が、良い会社というのをイメージすると次のような会社をイメージされます。 ★黒字である★自社ビルだ★ベンツに乗っている いかがですか?良い会社の印象を持ちますよね。 黒字かどうかとかは、金額は分からないにしても社長同士の会話で『うちは…

貸借対照表について

損益計算書は、直感的に分かる決算書です。ほとんど何の知識もなくても、それが1年間の収支を示していることは誰でもわかります。 ところが、貸借対照表となると、何の役に立つの?何のためにあるの? この様に思われている経営者の方もいらっしゃると思いま…

〇〇計画についてまとめてみる

・下降気味の業績をくい止めたい ・借入金が減らない(増えている) ・会社を大きくしたい 何かしら現状に不満、不安、課題を感じていらっしゃる経営者の方は、事業計画を作成して見られることをオススメします。よくそんなの無駄だという声を聴きますが、中…

行動計画を絶対にやり遂げる

行動計画・実行計画が会社の業績改善、利益改善に欠かせないことを『売上が増える行動計画』で書かせていただきました。 行動計画を絶対にやり遂げるためには、ある大前提があります。このことは、『売上が増える行動計画』では書かなかったのですがとても大…

売上が増える行動計画

必要な利益額が決まると、そのためにクリアしなければいけない売上高も決まってきます。 その時に、まず行わなければいけないのが、売上の因数分解です。別の記事で、売上の因数分解については書いていますので、詳細はそちらをご参考ください。 売上を因数…