成功している社長の数字の見方

勝ち組社長になるための決算書の取り扱い説明書です。

売上を増やすために考えるべきこと

売上拡大を目指すという事は、人も増えて、管理も複雑になっていくという面があります。中小企業の中には、今いるメンバーが食べていければいいという会社もたくさんあると思います。

 

でも・・・だけれども、もう少し売上が増えて利益も増えたらなぁと思われる場合もあると思います。

 

そんな時にどうやって売上を増やしますか?売上は増えたけど、営業活動費が増えて、利益には結びつかなかったなんてことでは、くたびれ損ですよね。

 

売上を効果的に増やすためにはどうしたらいいのか考えていきたいと思います。

 

 

 

◆皆さんは良くいくコンビニは決まっていますか?私は、セブンイレブンに行きます。理由は、トイレが綺麗なところが多いからです。知人も同じ理由でセブンイレブンに行くと言っていました。そすると、広告をばらまいてお客様を呼び込むより、いつ来てもトイレが綺麗な状況を作ることが来客数の増加⇒売上の増加という流れを作ります。

 

◆よく顔を合わせる人と、あまり顔を合わせない人のどちらから商品を購入しますか?お客様と顔を合わせる頻度が多いほど、受注が入るということであれば訪問件数をとにかく増やすという事になります。

 

◆ホームページが更新されている会社と、更新されていない会社どちらの会社から購入しますか?ホームページの記事が頻繁に更新されているほど、売上が伸びるという事であれば、ホームページの質を高めていきます。

 

◆元気な挨拶をされる店員さんと不愛想な店員さんとどちらから商品を購入しますか?

 

 

これを考えていくと、それが自分の会社の強みに気が付くことが出来ます。そこを強化していくというのが一番売上増への近道です。売上の源泉中の源泉を認識してそこを徹底するという感じです。

 

社長が一人で考えるというよりは、社内のみんなや、銀行、会計事務所などの外部の人間とコミュニケーションをとりながらたどり着くということが多いです。

 

自分たちのどういう活動が売り上げに結び付いているのか、その活動が売上の原泉です。事業計画、アクションプランを考える時に、売上の増加策も当然プランに入ってくると思います。その時に、売上を5%増やすというような抽象的なものではなくて、トイレの清掃回数を5回から10回に増やすとか、訪問回数を5回から10回に増やすというプランを策定し実行を継続してくこれが出来れば必ず答えはできます。

 

①売上に結び付いてる行動・活動など、売上の原泉を探り当てる

②その源泉(行動・活動)に対して継続的にアクションを起こし続ける

 

なんだそんなことか、と思われたかもしれませんが出来ない会社がたくさんあります。

そんな時は、外部の力を借ります。

③コンサル会社、会計事務所等の外部専門家にモニタリングを依頼する

 

三者に入ってもらって、半強制的に取り組みを管理するかたちにしていきます。
やがてそれが習慣になれば、自社だけで管理をしていくことができるようになります。

 

従業員も巻き込むことになるので、コミュニケーションも活発になり一体感も生まれます。会社にとっていい作用が生まれてくるのがこの取り組みの良いところですね。